デッサン授業当日「果物+皿」の回 [ナギの美術教室(Nagi'sArtSchool)]
お配りしたデッサン指導案
○ずいぶん涼しくなりましたね。
昨日はデッサン講座の指導に、
西区民センターに行ってきました。
トンネルを越えて西区に出ると、
陽射しが明るい。
ほんの少しでも西に行くと、
確実に陽射しが明るいです。
テレビで広島球場が写ると、
「明るいなー」と、
驚くことがよくあります。
駅を降りると陽光は明るいけれど、
空気は秋の始まりの空気。
空も青くなってる。
授業は昨日を入れて後3回。
上半期も終わりに近づき、
引き締まって取り組んで頂くため、
プリントにあるように、
基本の再確認と徹底をお願いしました。
今回は多くの方が「ぶどう」を、
お持ちになっていましたが、
その「ぶどう色」をシッカリと、
鉛筆で塗り込むのが、
みなさん共通して難しかったようです。
デッサンは白から黒までの、
明度階調で成立していますから、
暗いところがシッカリ黒くないと、
明るいところが白く見えてこない。
対比が弱いんですね。
黒いところを筆圧強く、
グッと塗り込むことで、
パッと見えてくる絵が、
多いように感じました。
ある方は複雑に構成された果物類を、
崩さないよう段ボールでお持ちになり、
その方の絵がやはり良かったです。
その他数点、良い作品がありました。
後期のデッサン講座、
小学生の希望があり、
『どうされますか?』
と区民センターの方に問われ、
悩みましたがお断りしました。
今まで単発講座、定例講座とも、
小学生の申し込みがあり、
『本人の希望であるならば』
とお受けしていました。
でも単発では授業途中で飽き、
定例では〆切直前にドタキャンと、
続かないですね気持ちが。
それでお断りしました。
中には例外的に強い向上心を持つ、
小学生も存在するとは思うんですが、
やはり普通は年齢を重ねて、
目的意識が出来てからですね。
「鉄は熱いうちに打て」
と言いますが、
「学ぶに遅すぎることは無し」
とも言います。
子供の時、若い時に学ぶ事に、
必ずしも捉われる事なく、
『学びたい!』
そう言う強い気持ちが出来た時に、
腹を括(くく)って学ぶのが、
本当の事と思います。
明日はパン屋さんで、
ブログは一日お休みします。
また金曜にお会いしましょう。
では!
やはり、おっしゃるように、描きたい気持の持続が一番大切だと思います。
by よしあき・ギャラリー (2009-09-02 12:03)
教えて頂いていた「デッサン講座」もあと2回となりました。
今頃になって、デッサンの難しさが分かってきました。
難しい、奥深いということに気がつきました。
複数の固体から生まれる白黒の濃淡は、それぞれが決して単独ではなく、
全てが相互にかかわり合わなければならないのだけれど、それがなかなか・・・・です。
by mue (2009-09-02 18:13)
すぐに忘れてしまう「基本の再確認と徹底」、
心して聞きましたが、実践で繰り返し行わないと、
身につかないのでしょうね?
by カズノコ (2009-09-02 23:41)
子どもはねぇ・・・たしかにねぇ・・・
集中力に限界があるかも。
自分も子どものころ、そうだったかなぁ。
習字なんかは、先生が子ども枠と大人枠をわけていたように思う。
大人も気が散っちゃうしね~。
かなり大人よりの意見になっちゃったけど(笑)、ナギさん同様、
がんばる子どももたくさんいるのはたしか。
by ぶぅ (2009-09-03 02:18)
デッサン指導案、すごいですね!
小学生はなかなか一つのことを持続的に集中してやるのがなかなかできませんからね〜(^^;)
「学ぶに遅すぎることは無し」←すごく良い言葉ですね!共感です♪
by 空 (2009-09-03 10:00)
よしあき・ギャラリーさん→そうですね、
最初の熱意とその「持続」。
目的意識がないと、
中々難しいです。
by 岩崎ナギ (2009-09-04 05:57)
mueさん→お越し頂いてありがとうございます。
月並みですが「光陰矢のごとし」ですね。
歳月人を待たず、です。
1枚1々のデッサンが本当に貴重で、
大事な一期一会の1枚です。
明るいと言い、
暗いと言うも、
それは全体の中での、
関係性に依るもの。
画面一枚をどう纏め上げるか、
常にそうした観点が必要とされています。
by 岩崎ナギ (2009-09-04 05:57)
カズノコさん→ナギ自身忘れがちな(笑)、
「基本の再確認と徹底」。
そうですね、
常に心して描き続けたいと思います。
これからもご助言、
よろしくお願い致します。
by 岩崎ナギ (2009-09-04 05:58)
ぶぅさん→そうですよねぇ。
自分の子供時代を考えても中々(笑)。
いやまぁそれは自分が特に、
集中できない子供だったからかも知れないけど。
本当に多く来られるようになれば、
分けるのも手だね。
大人になれば意見も変わる、
それはそれでやむを得ないです。
by 岩崎ナギ (2009-09-04 05:58)
空さん→ありがとうございます。
お褒めいただいて光栄です。
うーん子供の時は飽きっぽい子だった(笑)。
目的意識が出来てからですね、
辛抱できるのは。
そうですね、
人間の人生は常に過程だし、
取り組んでいる内に止んでしまう。
だからその取り組みこそ大切と感じます。
by 岩崎ナギ (2009-09-04 05:58)
子供教室や親子教室は別の方がいいですね。
大人のデッサン教室とは目的がちょっと異なると思います。
葡萄ですか?。難しそうです。
by 匁 (2009-09-04 07:15)
匁さん→そうですね、
おっしゃる通り、
大人の絵画教室は、
主に技術の向上や、
知識の吸収ですが、
子供の教室は発達全般を含めた、
もっと総合的なものです。
ご指摘で改めて気付かされました。
ありがとうございます。
by 岩崎ナギ (2009-09-05 05:37)