デッサン授業「グラス+タオル」 [ナギの美術教室(Nagi'sArtSchool)]
お渡ししたプリント
●昨日はデッサン講座指導に、
西区民センターに行ってきました。
昨日は「グラス+タオル」の回でした。
カズノコさんにご指導頂いた通り、
輪郭線と陰影の関係については、
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(前略)
この時、輪郭線だけの状態で、
補助線を取ってしまわないで、
ある程度、塗りながら、
形が取れてきたと判断できてから、
補助線を取ります。
やはり「中は画用紙の白のまま、
陰影は取らずに外は輪郭線だけ。」
・・・の状態では中々正確に判断できません。
(後略)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
と文章をより噛み砕きました。
ご指摘ありがとうございました。
デッサン講座も前回の「風景画」で、
ちょうど折り返し地点。
現在受講されている方対象の、
後期デッサン講座「先行申し込み」、
昼間講座が23名中18名、
夜間講座が23名中19名、
と高い再履修の希望率となり、
おかげ様で恐らくは下半期、
朝・昼・夜、3講座とも、
定員か定員に極めて近い方に、
お越し頂ける可能性が高まりました。
受講されている皆さんにも・・・
「皆さんは言わば2回生になられるわけです。
新しく入って来られる初心者の方に、
『先輩、円筒形の影の付き方って、
どうなっているんですか?』
と、もし訊ねられた時に、
『いやー私も実はうろ覚えで・・・』
という事のないように、
しっかり以前の内容を読み返され、
改めて基本をご確認ください。
また皆さんはないとは思いますが、
慢心は戒め、より高い意識を持ち、
制作に取りくんで頂きたく思います。」
・・・とお伝えすると、
とても良くご理解頂けたようでした。
一方で長期にお休みされている方が、
少数ながらおられ、
ナギ自身の指導に、
深い反省の念があります。
伝える言葉というのは、
伝えた人間のほんの一側面に過ぎない。
しかしその一側面に過ぎない言葉が、
色んな誤解や摩擦を生んだりする。
だから言葉の選択はもちろん、
それを発する自分自身を高めること、
それに言葉の端々ではなく、
全体として信頼される人間になっていくこと、
改めてこの二つを決意し直しました。
明日はパン屋さんの早朝労働で、
ブログは1日お休みします。
またあさって金曜日にお会いしましょう。
では!
ミヒャエル・エンデに『モモ』という本があります。モモは人の話を聞く名人です。誰もがモモに話を聞いてもらいたくて、やってきます。聞いてもらうと安心してみんな幸せな気持ちになります。
よく人の話を聞く人は、多くありません、こそから誤解が生まれたり、争いごとになりかねません!
ナギさんは、モモのような方と思っています。~もとから信頼されていますよ、堂々と!
by カズノコ (2009-07-22 19:14)
当初、講座のスケジュール表を見たときは、「グラスとタオル」からはその脈絡は分かりませんでした。
しかし、説明を聞いて、トライしてみて、その材質の描き別けの面白さを、それこそほんの少し味わいましたが、まだまだ難しいことです。
H系の鉛筆で鋭く引いた平行線が生み出す面は、硬質の材料の表面を表現するのに適しているし、線の密度で透明性を出せるということを曲がりなりにも実践できました。大きな収穫でした。
by MUE (2009-07-22 21:10)
カズノコさん→「モモ」昔読んだような記憶があります。
「時間泥棒」が出てくる話だったような。
ありがとうございます。
認めて頂けて嬉しいです。
ただ来なくなった方には、
言葉の選択を間違えてなかったか、
という事はやはり気になります。
自然に素直に話してすっと通るような、
元々の内側の良さを持っていたく思います。
by 岩崎ナギ (2009-07-24 05:52)
MUEさん→意図をご理解頂いて、
ありがとうございます。
一つの題材でも、
色々狙うべき所はあるかと思いますが、
今回は質感の描き別けを柱に置きました。
多く望んでも、一どきには達成できないので、
目標を絞りました。
課題に対応してご自身の能力を、
引き出されたようで、
とても嬉しく思います。
またよろしくお願い致します。
by 岩崎ナギ (2009-07-24 05:52)