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水彩完成「兵士と僧侶」 [水彩+色鉛筆]

003・完成「僧と兵(紙飛行機とお菓子箱)」・510.jpg

題・「兵士と僧侶」
作者・岩崎ナギ
技法・水彩
大きさ・318×410(ミリ)6号P

Title / "Soldert & Pries"
Artist / IWASAKI, Nagi
Technique / Watercolor
Size / 318mm×410 (12.7"×16.4")

◎神戸市・西区民センター「デッサン講座」と「色鉛筆講座」、
芦屋青少年センター「デッサン・水彩講座」用の、
水彩指導案です。

「兵士と僧侶」というのは、
スタンダールの「赤と黒」から来ています。

箱という題材は、
指導案中でもお伝えしましたが、
意外に難しいものです。
シッカリご観察されて、
描かれると良いでしょう。

さて・・・
6月3日(火)14時から、
6月10日(火)12時まで、
西区民センター1階ギャラリーで、
「デッサン講座展」開催します。
お近くの方はご高覧、
よろしくお願い致します。

では以下指導案です。
ご助言よろしくお願い致します。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

001・方向性を考える.JPG

1・先端の方向

強い方向性を持つ題材、
例えば紙飛行機などで、
先端の方向が明確な場合、
画面の内と外とでは、
どちらに向けるべきでしょう?

意図によっても違いますが、
一般的には力の向かう方向、
即ち先端を内側に向け、
力を画面外へと逃さないよう、
留意します。

002・紙の織り目を考える.jpg

2・厚みを捉える

今回の菓子箱と折り紙で、
共通する要素は何でしょうか?

複数あるかとは思いますが、
紙製であるため、
折り目に厚みがあるのも、
共通項の一つです。

これは紙素材だけではなく、
ほぼ全ての工業製品にあり、
この僅かな厚みを逃さず捉え、
題材がどの様なものか、
より良い情報を表現すべく、
真摯な観察に努めます。

003・完成「僧と兵(紙飛行機とお菓子箱)」・510.jpg

3・傾きに注意して完成

箱は意外に難しい画題です。

これが人の顔であったり、
花であったりしたなら、
雰囲気である程度描けますが、
箱は透視図法的要素が狂えば、
絵の魅力が大きく減じます。

向かい合う対辺を延長すると、
やがて一点に収斂します。
つまり奥にある方の辺が、
その点に対してより内側に、
傾いた角度になる事に、
ご注意ください。

確認方法としては、
測定棒(鉛筆)を平行、
もしくは垂直に立てて、
その辺の傾きはどれくらいか、
頻繁に確認しながら進行し、
完成する方法が良いでしょう。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

・・・でした。
いつもご覧いただき、
ありがとうございます。

次回は6月5日(木)に、
更新予定です。
よろしくお願い致します。

では!
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