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NY奮闘記2012・7話「ジョブス追悼展」 [出品展覧会/My Exhibition]

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「ジョブス追悼展」にて。
於・テック・ガーデン・2012年NY
題・「それゆけ甲子園!」(水彩版)
技法・墨+銀+透明水彩
大きさ・H727×W1000(ミリ)・P40号
作者・岩崎ナギ

At "The Homage to Steve Jobs",
in Syracuse NY in Jan 2012.
Title / "KBP A Go Go!" (Watercolor Version)
Medium / Sumi + Silver + Watercolor
Size / H29"×W40"
Artist / IWASAKI, Nagi

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テック・ガーデンはもう見た事がある。
但しグーグル「ストリート・ビュー」だ。

行った事がない所を、
予め見られるというのは、
何と便利な事だろう。

手前の道で停車し、
駐車券を切って、
フロント・ウインドウ側に置き、
構内へと入って行く。

受付の女の子に挨拶し、
企画立案者のタイに会いに行く。

タイは紫色のライダースを着て、
明るい緑のシャツにネクタイをした、
お洒落な男性だ。

ただし嫌味な所は全然なく、
笑顔が優しい。
握手して抱擁を交わす。

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+My work and me(Nagi) and Ty.
+自作とナギとタイ

タイが多くの人の益となるよう、
振る舞える心を持っている事は、
キャッシーから何度も伝えられていた。
「ジェントルマン」と言った感じだ。

「それ行け甲子園!」前で、
記念撮影をして、
まず一通り展示を見る。

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+看板前のキャスリン。
+Kathryn was in front of the sign.

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+「岩崎ナギ」と自分の名前が記してあり、
誇らしく思いました。
+This is my name "Iwasaki Nagi".
I'm proud of it.

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その後、
付近の美術館や美術関連施設を、
3人で見に行く。

シラキュースの美術館には、
世界の陶磁器収蔵品があり、
それは館の誇りという事だった。

020・SQ地元「陶板」作家の作品・510.jpg

日本人作家のも何点か入っているが、
ナギは陶磁器に詳しくないので、
全然知らない人ばかりだ。

地元の作家作品を扱っている店も、
見学させてもらう。

020・地元アーティストの店・510.jpg

店番の女の子に手を差し出すと、
『風邪がうつるから駄目よ。』
と笑顔で断られるが、
後のキャッシーと握手していたので、
『見えない人種差別』
だと思う。

このシラキュースでは、
微妙な所でこの、
『見えない人種差別』を、
感じる事が多かった。

南部のハッキリしたものと違い、
何となく嫌なものだ。
ただし全ての人ではないので、
黙殺する事にする。

その後テック・ガーデンに戻り、
アルバニア出身の作家、
ダッシュに会って、
彼の作品の前で記念撮影する。

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+ダッシュの作品と自分(ナギ)。
素晴らしい作品でした。
+Dash's work and me(Nagi).
Great work!

このダッシュも含めて昼食に出かけ、
地元の店で食事する。

020・地元「料理店」.jpg

キャッシーもタイも時々、
スマートフォンで自分の言いたい事を、
日本語に訳してくれる。

再びダッシュと別れ、
地域再開発の拠点である、
作家の制作室を集めた、
古い工場を見学する。

020・地域振興の拠点・510.jpg

ボロボロだがこれから直していくと言う。
古い家も「1ドル」で作家に売り、
その代わりに地域振興するよう、
求める計画も実施されている。

古い工場を制作室として貸すのは、
神戸市も「デザイン・クリエイティブ・センター」で、
同様の事をしようとしているが、
設定している家賃が、
2~5倍程度だ。

確かに設備の立派さは大分違うが、
もっと安く設定するべきだろう。

「ビッグバード」や「ジャイアント」とも、
記念撮影をする。

020・タイの巨人・510.jpg

020・ビッグバードとナギ・キャシー・510.jpg

「コーヒー専門店」でコーヒーを飲み、
タイとも別れ、
キャッシーの家で旦那さんと会う。

旦那さんはマラソンランナーでもあり、
日本の瀬古選手(当時)とも、
走った事があるそうで、
いまだに引き締まった体をしている。

キャシーの作品も、
色々見せてもらった後、
空港ホテルで一緒に食事する。

『あなたに会えて、
楽しい時間が持てたわ。
鞄が出てくると良いわね。』
固く握手して別れる。

ベッドに入るとまたまた、
昏倒に近い眠りが訪れる。

さぁ明日はアメリカから出発だ!

(8話につづく)

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次回は3月12日(月)に、
更新予定です。

では!
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nice! 13

コメント 7

匁

『見えない人種差別』はいやですね!?
同僚、上司に黄色人種(日本人)が
いると、会社を退社する白人がいる。と
聞いたことがあります。
そんな社会でオバマ大統領は
よく当選して、やっていると思います。
by (2012-03-06 09:31) 

カズノコ

フェスブックのキャシーがいて本当に
良かったですね!いやなことって、
たまらないですね。でも、ナギさんだから
うまくやり過ごせたのですね!
楽しそうな時間の経過がよくわかりました。
by カズノコ (2012-03-06 09:58) 

マっこ☆

それゆけ甲子園!…
実際に海を渡って展示されてるのは、すごいと
思った。
by マっこ☆ (2012-03-09 00:17) 

みなりん

見えない、、、人種差別には、少しショックを受けました。

が、ソウルのマックで席に座ろうとしたら周りの人達が
サッーと席を立っていった事があるので、まだまだ人種差別の
問題は時間がかかるんでしょうね。

ビッグバードの写真、凄く良いですね。

by みなりん (2012-03-10 00:37) 

岩崎ナギ

匁さん→そうですね、
気持ちの良いものではありませんね。
ハッキリした人種差別的敵意は、
一度しか受けたことはありませんが、
軽度のものは、
ある程度の数の人が持っているようですね。
ただ米国は経済社会、実力社会の面もありますから、
米国経済が好調さを取り戻しつつある今、
オバマがまず間違いなく再選されるでしょう。
コメントありがとうございます。



カズノコさん→友人の存在は本当に助かりました。
人種差別は気にしないに限ります。
ハッキリしたものなら、
ハッキリ抗議すれば良いですし、
本当に危険な部分は、
避けて通るのが良いと思っています。
それに全体としては、
やはり楽しい旅行でした。
ありがとうございます。




マっこ☆さん→ありがとうございます。
実際にやり切るのが難しいですね。
交渉とか輸送とか金策とか制作以外の事が、
いつも山積みです。
でも何とか乗り越えていきたく思います。
またよろしくお願い致します。




みなりんさん→ソウルでもそんな事がありましたか。

韓国とは戦争時のしこりが、
残っていますね。
一般の国民関係では、
それを反映させたくないものです。
政治の押し引きはまた別のものから、
偏見に囚われたくないですね。

ビッグバード良いでしょう(笑)!
面白い所に面白ものがありました。
ありがとうございます。
by 岩崎ナギ (2012-03-12 08:45) 

tromboneimai

展示会場の雰囲気がとてもいい雰囲気ですね。
ナギさんの作品ともベストマッチな感じ。
by tromboneimai (2012-03-19 22:00) 

岩崎ナギ

tromboneimaiさん→ありがとうございます。
写真中にも出てくる、
「タイ」が展覧会のあり方を裁量し、
上手く展示してくれたと思います。
by 岩崎ナギ (2012-03-26 07:20) 

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