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2011アリゾナ奮闘記・第7話「FBI」 [旅(Travel)]

58・Somthing Bird・510.jpg

何らかの鳥。
Some kind of bird.

○2011アリゾナ奮闘記・第7話「FBI」

鳥が飛んでいる。
ニーナに鳥の名を訊くと、
「ウーチャー」と発音した。
ついに何か判らない。

そのままマシューの婚約者ニーナ、
その娘ソフィーと一緒に、
ニワトリの卵を獲りに行く。
しかしニワトリは卵を産んでいなかった。

54・Chicken & Sophia・510.JPG

他に鳥と言えば、
ミミズクも見かけた。
朝の光の中でジッと動かない。

50・Horned Owl・510.jpg

ミミズク
Horned owl

ニーナは私有地専用の、
「ポラリス・レンジャー」に載って、
別荘内を案内してくれる。

53・Nina & Sophia & Lake・510.jpg

気を遣っているのだろう、
方々で「写真を撮りなさい。」
と勧めてくれる。

納屋前の湖ではなく、
別荘前の小池に到着する。

「ボートに乗りましょう。
最初は見本を見せるわ。」
と言って漕ぎ出す。
こんな感じだ。

55・Nina rows a boat・510.JPG

こういうカヌーは経験が無いが、
波もない小池だから、
ひっくり返っても泳げるだろう。

くるくると1~2周回る。
案外オモシロイ。
高原の風が心地よい

57・Nagi rows the boat・2・510.jpg

待っているニーナとソフィーに気を遣い、
そこそこに切り上げて引き返す。

別荘に帰るとマシューが、
「腹が減ってないか?」
と訊いてくれる。

「食べるよりも先に走っておきたい。」
「よし、じゃあ出発は1時半だから、
それまでに用意を済ませておいてくれ。」

・・・という事で思い切り走る。
酸素の薄いのにも慣れて、
苦しみも少ない。

トレーニング後は、
ソフィアがノートPCで、
教育アニメを見ている横で、
ベーグルを食べる。
にわか雨が湖面を叩いている。

フェニックスに帰る前に、
バーンアートショーで借りた備品を、
マシューと共に返しに行く。

お借りした施設(たぶん診療所)へと、
長椅子を運び込み、
2人で「サンキュー!」と言って出てくる。
部屋には「FBI」の帽子が置かれていた。

「FBIの帽子があっただろう?」
「それで??」
「フリー・ビジネス・インターナショナル!」
「アッハッハ! イエス!」

続けて休暇を取るニーナと、
ソフィア達を残して、
来た時とは逆順で帰る。

即ち「森林→灌木→荒野→サボテン」だ。

59・Woods Again・510.JPG
61・灌木地帯再び・510.JPG
60・Geronimo Pass & Nagi・510.jpg
62・サボテン再び・510.jpg

「サボテン」が見えたら、
我が懐かしき「フェニックス」もすぐそこだ!

63・フェニックス再び・510.jpg

フェニックス再び!
Phoenix again!

(つづく)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

次回のブログは、
10月21日(金)に更新します。
よろしくお願い致します。

では!
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コメント 5

カズノコ

「ベーグル」ってどんなもの?
今日は、これだけでーす!
by カズノコ (2011-10-13 18:21) 

匁

やっぱり広さ感じます。
こんな広々とした所で育った人と
日本の狭い所で育った人とは
考え方、そして
作品もおのずと違ってくるでしょう。
by (2011-10-13 19:44) 

ララアント

こういう ゆったりとした生活には 憧れを抱きます。。。
ナギさんも日本を離れ 初めはやきもきしたと思いますが
時間が経つにつれ そこの広さやゆったりとした時間の流れなど
リラックスされたのでは!?
by ララアント (2011-10-13 21:32) 

みなりん

1人乗りカヌーは私も経験がありません。
せいぜい乗ったのは、ランドのカヌーくらいです(笑)

果てしなく続く荒野、そして夕日、偉大だな~
by みなりん (2011-10-14 12:33) 

岩崎ナギ

カズノコさん→ベーグルとは、
小麦粉を棒状に伸ばし、
円形に整形して、
茹でてから焼く、
外はカリッと中はモチッとしたパンです。
バター、卵、牛乳は使用しません。
ずいぶん古くからあるパンで、
ポーランドが発祥だとされています。





匁さん→広かったですね。
良くも悪くも日本人とは、
感覚が異なってくると思います。
やきもきする所もありました。
しかし基本的には、
良識に基づいて、
堅実に生きる気持ちを、
多くの人が持っていると感じます。
作品は地域に根ざしたものですね。




ララアントさん→ゆったりしていますね。
良くも悪くも詰め詰ゝで物事を、
運んだりしないので、
日本人の感覚からすれば、
進行の遅さに心配になる事が、
しばしばでした。
しかしそれもあるいは自分の方が、
急ぎ過ぎなのかも知れないなと、
確かに思う所がありました。
最終日はのんびりできましたよ。




みなりんさん→アトラクションで、
カヌーのがあるんですね。
ああいうのって楽しいんですよね。
子供の頃にすいぶん面白かった記憶を、
何となく思い出しました。
ジャングルを進むようなやつでした。

サボテンが再び見えた時は、
「戻って来れたなー」と、
嬉しかったですね。
都市に着いた時は、
残照のみでした。
by 岩崎ナギ (2011-10-21 06:10) 

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