２０１１・ニューヨーク奮闘記・０３「日本人飛ばし」 [旅（Travel）]
「東北地方太平洋沖地震」で被害に遭われた方、
またその関係者の方々に、
心よりお見舞い申し上げます。
一昨日から次々と寄せられる、
地震の被害の映像はどれも痛ましく、
ただ驚かされるばかりです。
東北地方はもちろん、
東日本全体で甚大な被害が出ているとの事。
僅かな義捐金を送る事しかできませんが、
一刻も早い回復を強く望んでおります。
ブログの記事はいつも通り、
アップして行きたいと思います。
よろしくお願い致します。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「デルタ」はアメリカの航空会社。
"DELTA" is an American airline.
◎デルタはアメリカの航空会社だ。
少なくとも日本での評判は悪い。
なんと中国国際航空よりも下で、
２８社中堂々の２６位。
ビリから３番目だ。
（最下位はオーストリア航空）
人種差別を公然と行う会社として、
ダントツに悪名が高い。
曰く「食事を東洋人に配らない。」
「水をワザとこぼして注ぐ。」
「呼びかけに応じない。」
などなどだ。
しかし評判は評判。
ウノミにしてはいけない。
特にネットでの評判はそうだ。
だから会社の教育はもちろんだが、
個人個々によって違う事もあり得るし、
決めつけずに行く事にした。
客室乗務員はスチュワーデスとスチュワード、
つまり女性と男性だ。
男性は背の高い中年白人男性。
女性は背の高い中年白人女性。
と超大柄の中年白人女性。
と東洋系の中年女性。
東洋系の女性は丁寧だが、
日本人ではないようだ。
ややアヤフヤな日本語がしゃべれる。
超大柄の中年白人女性も親切だ。
問題は・・・
背の高い中年白人男性、と。
背の高い中年白人女性、だ。
中年白人女性は横柄で、
中年白人男性はトボケた顔をして、
飲み物をナギには注がず、
平然と飛ばしていく。
「エクスキューズミー！」
素早く鋭く注意する。
さすがにそれは無視できず、
スチュワードは何を飲むか訊ねる。
「アップル・ジュース・プリーズ。」
「アイ・ハヴ・・・アイ・ハヴ、
・・・アイ・ハヴ・オレンジジュース。」
スチュワードは指摘に驚いたのか、
少しどもってしまう。
それから２度と未配は無かった。
「求めよさらば与えられん。」
アメリカでは黙っていたら、
絶対に駄目だ。
主張する事によって初めて、
何かが起こるのだ。
１４時間という、
長い長ゝ苦難にも似た、
長旅を終えて、
機はＪＦＫ空港に到着する。
時刻は１６：３０。
約３時間遅れの到着だ。
それでも４時間遅れの出発を、
１時間は短縮した。
デルタはそんな問題のある会社だが、
アメリカ本土に着くと、
同国の航空会社だけに、
入館審査は簡便だ。
去年は中華航空での入国だったので、
余計にその差を感じてしまう。
「ハイ・オフィッサー！」
元気よく挨拶したのも良かったのか、
指紋検査も片手だけだ。
（普通両手とも行う）
次に滞在目的を訊ねられる。
「エクスヒビット・マイ・ワークス。」
「アー・ユー・アーティスト？」
「イエス・ワラカラアーティスト。」
「オーケー。」
それで終わり。
委託手荷物（スーツケース）の受け取りでも、
「ハイ・オフィッサー！」
搭乗券のみを見せて、
パスポートは不要。
これで自由の身だ。
ここからはアメリカだ！
しかしまたもや！
「ボッタクリタクシー」が、
出口で待ち構えていたのだった。。。。
（つづく）
次は２日後、
３月１５日（火）に更新します。
よろしくお願い致します。
またその関係者の方々に、
心よりお見舞い申し上げます。
一昨日から次々と寄せられる、
地震の被害の映像はどれも痛ましく、
ただ驚かされるばかりです。
東北地方はもちろん、
東日本全体で甚大な被害が出ているとの事。
僅かな義捐金を送る事しかできませんが、
一刻も早い回復を強く望んでおります。
ブログの記事はいつも通り、
アップして行きたいと思います。
よろしくお願い致します。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「デルタ」はアメリカの航空会社。
"DELTA" is an American airline.
◎デルタはアメリカの航空会社だ。
少なくとも日本での評判は悪い。
なんと中国国際航空よりも下で、
２８社中堂々の２６位。
ビリから３番目だ。
（最下位はオーストリア航空）
人種差別を公然と行う会社として、
ダントツに悪名が高い。
曰く「食事を東洋人に配らない。」
「水をワザとこぼして注ぐ。」
「呼びかけに応じない。」
などなどだ。
しかし評判は評判。
ウノミにしてはいけない。
特にネットでの評判はそうだ。
だから会社の教育はもちろんだが、
個人個々によって違う事もあり得るし、
決めつけずに行く事にした。
客室乗務員はスチュワーデスとスチュワード、
つまり女性と男性だ。
男性は背の高い中年白人男性。
女性は背の高い中年白人女性。
と超大柄の中年白人女性。
と東洋系の中年女性。
東洋系の女性は丁寧だが、
日本人ではないようだ。
ややアヤフヤな日本語がしゃべれる。
超大柄の中年白人女性も親切だ。
問題は・・・
背の高い中年白人男性、と。
背の高い中年白人女性、だ。
中年白人女性は横柄で、
中年白人男性はトボケた顔をして、
飲み物をナギには注がず、
平然と飛ばしていく。
「エクスキューズミー！」
素早く鋭く注意する。
さすがにそれは無視できず、
スチュワードは何を飲むか訊ねる。
「アップル・ジュース・プリーズ。」
「アイ・ハヴ・・・アイ・ハヴ、
・・・アイ・ハヴ・オレンジジュース。」
スチュワードは指摘に驚いたのか、
少しどもってしまう。
それから２度と未配は無かった。
「求めよさらば与えられん。」
アメリカでは黙っていたら、
絶対に駄目だ。
主張する事によって初めて、
何かが起こるのだ。
１４時間という、
長い長ゝ苦難にも似た、
長旅を終えて、
機はＪＦＫ空港に到着する。
時刻は１６：３０。
約３時間遅れの到着だ。
それでも４時間遅れの出発を、
１時間は短縮した。
デルタはそんな問題のある会社だが、
アメリカ本土に着くと、
同国の航空会社だけに、
入館審査は簡便だ。
去年は中華航空での入国だったので、
余計にその差を感じてしまう。
「ハイ・オフィッサー！」
元気よく挨拶したのも良かったのか、
指紋検査も片手だけだ。
（普通両手とも行う）
次に滞在目的を訊ねられる。
「エクスヒビット・マイ・ワークス。」
「アー・ユー・アーティスト？」
「イエス・ワラカラアーティスト。」
「オーケー。」
それで終わり。
委託手荷物（スーツケース）の受け取りでも、
「ハイ・オフィッサー！」
搭乗券のみを見せて、
パスポートは不要。
これで自由の身だ。
ここからはアメリカだ！
しかしまたもや！
「ボッタクリタクシー」が、
出口で待ち構えていたのだった。。。。
（つづく）
次は２日後、
３月１５日（火）に更新します。
よろしくお願い致します。
岩崎ナギ さん
岩崎ナギ「デッサン・色鉛筆・水彩」講座・神戸
神戸市「西区文化センター」で、
月曜日「水彩講座」
火曜日「デッサン講座」
火曜日「色鉛筆講座」
・・・の３講座を担当しています。
西文化センター（旧西区民センター）「デッサン講座」
（火曜・１０時～１２時）
西文化センター（旧西区民センター）「（３原色水彩）色鉛筆講座」
（火曜・１４時～１６時）
西文化センター（旧西区民センター）「（３原色）水彩講座」
（月曜・１０時～１２時）
ご希望の方は直接「神戸市・西区文化センター」までお問合せください。
ご関心ありがとうございます。
※「神戸市・西区民センター」は２０２０年、
「神戸市・西文化センター」として新生です。
どうぞよろしくお願い致します！
アクセス解析
機内のサービスは、過剰である必要はありませんが、
気持ちがいいこと、楽しい旅行であればと願わずには
おれませんですね。
次は、何が出てくるのかな？
楽しみにしています！
by カズノコ (2011-03-13 18:05)
カズノコさん→そうですね。
過剰の必要は全くありませんが、
客室乗務員の態度から「不快」になるのだけは、
ご免被りたいものですね。
それでなくてもエコノミーは、
座席の狭さが苦行といった感じですから。
余震などでご不安な中、
コメント頂き恐縮です。
ありがとうございます。
by 岩崎ナギ (2011-03-15 07:25)
札幌は地震のゆれも少なく、何だか対岸の火事を見ている
感覚が少しあり被災地の皆さんに申し訳ない気がします。
できることは限られていますが、力強い復興にむけ
気持ちを合せていきたいと思っています。
デルタ航空ってそんな風に有名な会社っ立ったんですね。
JFKからマンハッタンまでは前回は初めてバスに乗りました。
日本のそれと違って、乗合バス的な雰囲気でしたが
格安で結構便利だと思いました。
by tromboneimai (2011-03-19 07:42)
tromboneimaiさん→北海道は被害程度は軽かった方ですね。
それでも犠牲者の方が出ていて、
あらためて地震の規模に驚かされます。
そうですね、
気持ちを合わせて、
未曾有の国難を乗り越えていきたいですね。
ありがとうございます。
デルタの飲み物飛ばしは、
実は帰りもありました。
それも「エクスキューズミー！」
ってピシャッと呼び止めましたけどね。
ＪＦＫからマンハッタンも、
慣れてきたら別にタクシーじゃなく、
公共交通機関でも行けそうですね。
地下鉄でも慣れれば大丈夫だな、
という印象を持ちました。
by 岩崎ナギ (2011-03-25 07:51)