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習作03・21世紀回顧録「春に、25番通りで。」 [習作(Study Work)]

習作03・21世紀回顧録「春に、25番通りで。」
作者・岩崎ナギ
3st study of 21th Century Memories
"At the 25th Street, In the Spring."
Artist / IWASAKI, Nagi
○「春に、25番通りで。」、
3回目の習作です。
2回目とは更に別の紙で、
「Jp女子」を少しのけぞらせ、
「スケボーGB」をやや細身にして、
ツイードでチェックのスーツを着せ、
「表情」を付けてみました。
「表情」と言っても、
これほど小さい解像度では、
判断できませんよね。
拡大するとこんな感じです・・・

「スケボーの人物の顔、眼立つのでどうされるのか、
知りたいですね!」
と「カズノコさん」にご助言頂き、
「よっ!」という感じの、
「飛び」に集中した表情を付けてみました。
FAYさんの撮影された写真を元にした、
「Jp女子」も2枚目の「無関心」から、
「やれやれGちゃんしょうがないな!」
という微笑ましい見守りに変えてみました。
後からの顔なので解りにくいですけどね。
後の「ガール」も大笑いにするつもりです。
でもこれA4コピー用紙に描いているので、
これ以上細かく描けません。
A4で、もう少し構図を探り、
本番は「10号P(53×41センチ)」に、
描くつもりです。
こういう絵は難しく感じます。
写実そのものじゃないし、
参考にする写真をそのまま、
絵に置き換えるわけでもないし、
特に建物が地味に難しいです。
地道に頑張りたいと思います。
気長にお付き合い頂ければ幸いです。
ではまた明日!
タグ:landscape paysage dessin portrait 川田画廊 岩崎ナギ個展 アート 芸術 美術 岩崎ナギ アゴラギャラリー 日本水彩画会 ART IWASAKI, Nagi AgoraGallery 人物画 風景画 デッサン 21世紀回顧録 The 21st century memoirs AgoraGalleryRepresentationArtist アゴラギャラリー選抜作家 アートマインドットコム http://www.art-mine.com/default.aspx ナギ作品WEBページ Nagi's picuter web page http://www.art-mine.com/artistpage/iwasaki_nagi.aspx
二人の人物の一体感が感じられてとてもいいと
思います。得意そうなおじさんの顔、そらを見上げている
女の子の後ろ姿、気にいりました!
なお、年末年始は東北地方に旅行しますのでお邪魔
出来ないかもしれません。
どうぞ、ナギさんもいお年をお迎え下さいませ!
by カズノコ (2009-12-29 18:28)
画面の人物どうしに関係性が、
スケボーの人物に高度が、出てきたと思いました。
こんなこと言うと女性作家から叱られるかもしれませんが
男性らしい、絵の強さを感じます。
なぜかというと、「春に、25番通りで。」は
ありそうだけど現実にはない雰囲気の絵柄で、
そうした場合、女性は童話の世界に逃げてしまいがちです。
“逃げる”という言葉は不適切かもしれません。要するに
人物がお人形さんみたいになり、人物どうしの関係性は
後退するということです。そして、私たち鑑賞者はそれを
作家の世界だの、心象風景だのと思って受け取るしかないのです。
でも、ナギさんの今回の試みは違うと思いました。
それはさらに困難のものへの挑戦かも知れず、アタシには
今後、絵がどうなってゆくのか予想できません。
でも面白いと思ったのです。
by FAY (2009-12-29 20:04)
カズノコさん→ありがとうございます。
気に入って頂けて良かったです。
ご助言いつも感謝です。
そうですか旅行を十分にお楽しみ下さい。
温泉でしょうか?
楽しみですねー。
年末はナギもブログはお休みします。
良いお年をお過ごし下さい。
by 岩崎ナギ (2009-12-30 07:11)
FAYさん→FAYさんらしい視点ですね。
人と人との関係性は、
現実世界でも作品世界でも大事ですね。
ありがとうございます。
絵が男性的であるというのは、
意識的でもなく普段は気づきもしないのですが、
結構ご指摘を受けますね。
大学の時、同級生の女性から、
そういう指摘を初めて受け、
『えーそうなのか!』
と驚いた事を思い出します。
良かれ悪しかれ人間は、
性差や国、時代から、
逃れられないのでしょう。
アメリカ人もどの点かは解りませんが、
ナギの絵を『日本的だ』と選んだのでしょう。
そういう自分で気付かない部分は、
指摘頂いた時点で、
ある時は強調し、
ある時は減退させて、
調整したいと思います。
そうですか「人間関係」。
ではそのご指摘が面白いと思いますので、
今回はより強調する形で、
解決して行きたいと思います。
よろしくお願い致します。
by 岩崎ナギ (2009-12-30 07:11)