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水彩完成・「次に彼女は」 [人物画(Portrait)]

06・09・12・26「次に彼女は・完成」・510.jpg

題・「次に彼女は」
作者・岩崎ナギ
技法・透明水彩
大きさ・作品のみ「360×435ミリ」
    額装含む「390×505ミリ」

Title / "Next she will do..."
Artist / IWASAKI, Nagi
Technique / Watercolor on Paper
Height x Width / 17.4" x 14.4" (inch)
Framed Height x Framed Width / 20.2" x 15.6" (inch)

◎「次に彼女は」完成しました。

1週間も制作に掛かると、
時間が掛かり過ぎですね。

言い訳としては年賀状も書いていました(笑)。
年内には出せそうです。
少しお待ち下さい。

作品は3段階目に濃色を入れて、
画面が締まりました。
キッパリした感じになったと思います。

決意する彼女。
何を?

明日は年内最後の、
パン屋さんの早朝労働です。

ブログは一日お休みします。
また火曜日にお会いしましょう。

では!
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広島ピアノ

『様々な間違いを重ね、ただ空の青さを知る』
素晴らしいコメント有難う御座います。
ぐっときました。
ブログをさせて頂いている以上、この様な素敵な文が書ける様、頑張らないといけませんね。
by 広島ピアノ (2009-12-27 10:54) 

匁

次に彼女は
夢見る少女ですね。
by (2009-12-27 13:24) 

FAY

完成したのと、その前のを何度も見比べてしまいました。
細かいところに筆が入っていて、う〜んう〜んと見てしまいました。
最近ようやく写真をプリントしてみるようになったので、
なおさら仕上げが気になるのです。

やっぱり、絵が好きだぁと改めて思います(好きだけど、描きは
しないのですが)風をはらんだようなグリーンのカーテン、光が躍動するように背景にも回ってて・・・。クツとか関節のあたりがゴツイ感じがするのがナギさん風ですね!アタシは謎解きをするような絵柄より、感受性を開いて、作品から出て来るものを受け止めるような絵のほうが好きなのだと思います。Nextという気持ちがあっても現在から逃げているのではない。アゴラギャラリーの自己紹介文もなんとか読んでみました。日本人作家の中には(ある意味で当然のことながら)商業デザイン、イラストの世界から入ってきている方もいますネ。グループ展という形で多様な画風を揃え、どん!と打ち出したいという画商の作戦なのでしょうか? ともあれ、「次のナギさん」も楽しみです♪
by FAY (2009-12-27 19:23) 

カズノコ

やはり、完成品は見事ですね!
5回目と何回も比べて見て、あらゆるところに
陰影の描き込みが見られ、勉強になりました。
椅子がしっかりして、ソファーのところの椅子の影、
座っているところの影、顔が赤みをまして、手の表情が
しっかりしてきましたね!......切りがないので
止めますが、こうして陰影を施すのか、大変参考になり、
ありがとうございました。
by カズノコ (2009-12-27 21:49) 

岩崎ナギ

広島ピアノさん→ありがとうございます。
お褒め頂いて恐縮ですが、
実はその言葉には2つの原典があります。

一つには「いつも何度でも」という曲。
http://www.youtube.com/watch?v=6JiOQ1UBkzU
『繰り返すあやまちの そのたびひとは
ただ青い空の 青さを知る』
上にURLをコピーしておきました。
とても良い曲なのでぜひお聴き下さい。

もう一つは「草にすわる」という、
八木重吉の詩、
『わたしのまちがいだった
わたしの まちがいだった
こうして 草にすわれば それがわかる』
高校生の時に読み、
深々と感銘を受けた詩です。

という具合に全く独創ではなく、
原典のある言葉でしたが、
広島ピアノさんの「青いマリア像」の写真を見、
はっと心に浮かびました。

またいつでもお越し下さい。
by 岩崎ナギ (2009-12-29 05:58) 

岩崎ナギ

匁さん→「夢見る少女」に見えましたか、
少し意外ですがありがとうございます。
やっぱり人に見て頂くべきですね。
自分の中ではもう少し、
現実味を伴った厳しい決意、
のような構想でしたが、
見た方の感じ方は、
見た方のもの。
参考になりました。
by 岩崎ナギ (2009-12-29 05:58) 

岩崎ナギ

FAYさん→何度もご覧頂き、
ありがとうございます。
写真を焼くのは(白黒でしょうか??)、
どこを焼き込み暗くするか、
どこを覆い明るいままで置くか、
デッサンの感覚と良く似ていますね。
ナギも白黒の現像は一時期はまってました。

絵はそういう意味で、
写真と別個ではなく、
面白味を持って見られますね。
関節がゴツイですか(笑)。
それは「ANN」の時にも、
他の方に指摘されたような(笑)。
もっと女性らしく描かないと。。。
現実は傷つきながら受け止めて、
なおにこやかに笑える位が良いですね。
アゴラの他の参加者の方の紹介文、
実はまだ読んでいないんです(笑)。
パーティーでお会いする方もおられるだろうし、
渡米までには読んで理解を深めたいです。
商業デザインから入るのは、
別に良いのじゃないでしょうか?
パン屋さんは売るためにパンを作り、
花屋さんは売るために花を育て、
画家は売るために絵を描くわけです。
それは当たり前で、
そういう日々の行為が崇高でないとするのは、
むしろ浅はかです。
それは一人一々の取り組みの問題ですね。
ニューヨーク、しかもチェルシーで、
ギャラリーを出し維持するのは甘くなく、
ナギも色々な観点から、
この展覧会に選ばれたと感じます。
絵を描くのに包括的な戦略で挑むのは、
欠けがちですか重要な視座で、
職業的に絵を描くには必要と思います。
そういう所に誇り高く挑みたいですね。
ありがとうございます。
by 岩崎ナギ (2009-12-29 05:59) 

岩崎ナギ

カズノコさん→何度も丁寧にご覧頂き、
感謝感々です。
3段階目まで描くと、
陰影は深まりますね。
椅子も違う色を明度で合わせ、
単調にならないよう、
まとめて行きました。
顔は色が濁る一歩手前で、
厳しい勝負だったと思います。
一時期失敗したかとさえ思いました(笑)。
手は女性にしてはゴツイですね(笑)。
最後はモデルなしで自分の手を、
参考にするからでしょう。
こちらこそいつも助言いただき、
ありがとうございます。
by 岩崎ナギ (2009-12-29 06:00) 

広島ピアノ

コメント有難う御座います。
色々な詩には私も影響を受けます。それを自分のフィルターをしっかりと心で通せば人に伝わるんですね。
ナギさんの言葉伝わります(笑)。
そんなナギさんなら今回紹介させて頂いたこうの史代さんのマンガに描かれているひとコマひとコマと一言一言をどの様に感じられるのか、興味あります。今後ともよろしくお願い致します。
by 広島ピアノ (2009-12-29 08:40) 

岩崎ナギ

広島ピアノさん→ありがとうございます。
詩は昔は良く読んでいました。
むしろ今ほとんど読んでいません(笑)、
駄目ですね。。。
ただ言葉は非常に重要な要素として、
常に作品と密接に関係させています。
こうの史代さんのマンガは、
今すぐは無理ですが、
必ず読んでみます。
こちらこそよろしくお願い致します。
by 岩崎ナギ (2009-12-30 06:59) 

広島ピアノ

文学・絵画・音楽。
色々な芸術が共鳴し合うことは多いですよね~。
また来年もブログ拝見させて頂きます!
良いお年をお迎え下さい!
by 広島ピアノ (2009-12-30 17:11) 

岩崎ナギ

広島ピアノさん→そうですねー。
またなるべく多くの要素を学び、
実際の制作では絞り込んで、
表現していこうと思っています。
ありがとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
by 岩崎ナギ (2010-01-05 05:05) 

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