デッサン講座４課題目「ビン＆りんご（回転体＆球）」

もう神戸はマスクの街。

道を歩いていると、
マスクをしていない人の方が、
むしろ少ない位だ。

ナギもデッサン講座の指導の折、
もちろんインフルエンザではないが、
大きな声を出して指導をして、
どうしても咳が出るので、
不快感を与えないために、
個別指導の時のみマスクを付ける。

西区民センターでの「デッサン講座」。
１コマ目お昼からの授業は、
２４名中、２０名程度出席される。

インフルエンザの影響で、
もっと少ないか？と懸念してけれど、
中々の出席率だ。
少しホッとする。

授業が始まり、
回転体の描き方をお伝えし、
球の陰影の付き方を、
模式図的に実際に描いて頂く。

正解はこんな感じだ。



前回の円筒の時に、
反射光のご説明をしたので、
やや簡単かな？と推測したけれど、
正答率は５０％弱。

応用して考えるのが、
少し難しかったかもしれない。

しかし実技に移ると、
皆さん実に熱心に取り組んで頂ける。

昼の部も取り組む意識が、
向上していると感じる。

１枚で終わらせず、
２枚目を挑戦される方も、
２人、３人、と出てくる。

この事は講評で大いに評価する。

やはり同じものを描いても、
１枚目よりは２枚目、
２枚目よりは３枚目、
の方が良いものが出来てくる。

「たやすく飽きない。」
とても大切な資質と思う。

２コマ目の夜間の部も、
集中力を持って取り組んで頂ける。

ただ球の陰影の正答率は、
やはり５０％くらい。

どこが難しかったのか、
聴き取りを行う必要を感じる。

実技の伸び率は昼間より夜間が、
更に高く短期間で上達されている。

例えば輪郭線に頼った描法の方に・・・
（またその輪郭線が中々良かったので）

「自分の良さにかえって、
足を取られる事があります。

例えばこの（良い）輪郭線を崩したくないために、
形を取り直したり、
立体的に陰影を表したり、
する事が疎かになる場合があります。

自分の良さに拘泥（こうでい）せず描かれる事で、
かえって今までの段階を打ち破って、
さらに上の段階でお描きになる事が、
出来るでしょう。」

・・・とお伝えすると、
本当に潔く拘（こだ）らずに描き直され、
さらに上の段階に進まれた絵を、
最後には提出されていた。

ともかく「打てば響く」というか、
伸びが早い。

・・・とそんなこんなで、
神戸でもインフルエンザに負けずに、
頑張っておりますよ。

では！
（追記明日はパン屋さんでお休みです。
あさってお会いしましょう。）

タグ：dessin デッサン 生涯学習 art アート

コメント 6

２クラスとも向上していてよかったですね。
講師をしているナギさんが感じるくらいだから。
でもその向上のきっかけをくれたのは、ナギさん。
ナギさんにとってもいい刺激になりますね～。

そうそう、インフル！
気になってましたよぉ！
ナギさんは大丈夫ですか？
by ゆみゆみ (2009-05-20 11:31) 

インフルエンザにも負けず、頑張っているナギさんや生徒さん達！
お店もマスクをしないと営業できなし、授業もある程度は着用しないと
どこで感染するかわからないし、、、

早くおさまると良いですが、、、その頃は東京が凄いことに
なっているような気がする（怖）

by みなりん (2009-05-20 12:23) 

ゆみゆみさん→おかげ様で参加される方意識も高まって、
クラス全体が良い感じです。
ありがとうございます｡
そうですねーやり甲斐があります。

インフルエンザ、
神戸はみんなすっごい敏感になってますよ。
うかつに咳も出来やしない(笑)。
ナギはまだ大丈夫です。
by 岩崎ナギ (2009-05-22 07:24) 

みなりんさん→神戸ではお店の人は、
みーんなマスクですね。
表に張り紙がしてあって、
「インフルエンザ流行のため・・・」
ってなってますよ。
おかげ様でナギは大丈夫ですよ。

東京は感染者が出ましたね。
でも他の方の日記を拝見する限り、
まだまだ神経質になってはいない感じですね。
by 岩崎ナギ (2009-05-22 07:24) 

生徒さん、みんな素直で教え甲斐がありますね！
図形の回答、どうにか合いましてほっとしています。

by カズノコ (2009-05-22 22:05) 

カズノコさん→ご返事が丁度半年遅れて、
すみませんでした。
久しぶりに前回課題を見ますと、
コメント頂いていたんですね。
球はカズノコさんなら合いますね。
今回も解答は一応載せておきます。
by 岩崎ナギ (2009-12-09 05:39)