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水彩・万代「唐揚弁当398」 [水彩+色鉛筆]

03・水彩完成「万代唐揚弁当・510.jpg

+万代「唐揚弁当398」(3原色水彩)
作者:岩崎ナギ
万代・西神中央(スーパーマーケット)の唐揚弁当です。
398円で美しい外観とお得感を持つ芸術作品です。

+Mandai "Fried Chicken BENTO"(3 primary color watercolor)
Artist: IWASAKI, Nagi
Supermarket "Mandai" in Kobe Japan offers a fried chicken BENTO,
398 yen, has its beautiful looking and fond feeling as a sort of ART.

〇おはようございます!
いつもありがとうございます、岩崎ナギです。

神戸市・西区民センターの、
デッサン講座、色鉛筆講座、水彩講座、
用に万代「唐揚弁当398」を描きました。

いつも思うのですが、
万代に限らず、
阪急オアシス、コープ、ダイエー、関西スーパー
(神戸市民なので近畿にあるスーパーばかりですが)、
全ての日本のスーパーマーケットで、
お弁当というのは、
お惣菜部門の方が限られた予算の中で、
装いも美しく作られる「芸術作品」なんです。

ぜひお描きになると、
とても勉強になりますよ!

お弁当ですから、
3原色のみで美味しそうに描くのは、
中々難しく、
岩崎ナギも勉強させて頂きました。

さて神戸市「西区民センター」では、
3月5日まで、
2018年度「春季講座」の、
講座生の方を募集しております。


岩崎ナギは以下の3講座を担当しています。
下のURLからも内容をご確認して頂け、
お申し込みもして頂けます。

1「デッサン」講座
https://www.kobe-bunka.jp/course/course/detail/19586

2「デッサンと色鉛筆画」講座
https://www.kobe-bunka.jp/course/course/detail/19587

3「すてきな水彩画」講座
https://www.kobe-bunka.jp/course/course/detail/19585

・・・です。
ご興味のある方は、
ぜひぜひよろしくお願い致します!

では以下指導案です。

+++++++

01・1段階目.JPG

1・基本は背が高いものは奥に

背が高い題材ほど奥に配して、
画面の座りを良くするのが基本です。

基本を崩すのも自由ですが、
その場合には余白の出方に注意を払い、
面白味がある配置を心がけます。

作例でも箸、弁当、ヨーグルトの間の、
そえぞれの余白が不均一にバラけて、
空間に面白味があるよう工夫しました。

02・2段階目.JPG

2・中間調を作る

グレーを制するものは絵画を制す、
と言われます。

白から黒までの間には中間調が広がり、
しかも着彩の場合には有彩色から作る、
色味のある多様なグレーが存在します。

まず中間調の広がりからご説明します。
一番簡単な階調は油性ペンなどで描く、
「白か黒か」の2階調です。

鉛筆の場合は濃さと(HB、Bなど)、
筆圧によって階調を増します。

色鉛筆と水彩の場合は補色を混ぜて、
無彩色でない色味を感じるグレーで、
水分と色の明度により階調を作ります。

このようなグレーを中間調で用いれば、
箸袋のような白い素材や、
プラスチックの透明な蓋などの、
色味が乏しい場合も単調にならずに、
仕上げて行く事ができます。

03・水彩完成「万代唐揚弁当・510.jpg

3・温か味のある色調で仕上げる

今回は食品と言う事で通常は、
デッサンでも色鉛筆でも温か味ある、
色調で仕上げます。


鉛筆ではFまでの濃さを主とし、
Hより薄い鉛筆は控え目にします。
H以降は色調が冷たくなるからです。

色鉛筆・水彩では赤味を増し、
美味しそうな温か味を演出します。

+++++++

以上です。

中々忙しくブログの更新出来ていませんでしたが、
またアップして行きますので、
よろしくお願い致します!

いつもありがとうございます。
タグ:http://www.flickr.com/photos/ouchigallery/sets/72157635924418506/ https://www.kobe-bunka.jp/course/course/detail/19586 https://www.kobe-bunka.jp/course/course/detail/19587 https://www.kobe-bunka.jp/course/course/detail/19585 http://www.kcua.ac.jp/information/?mp=20171 http://www.kcua.ac.jp/information/?mp=25194 http://www.kcua.ac.jp/information/?mp=32019 http://www.kcua.ac.jp/information/?mp=79178 Architectural Award 2012 Nominee 1662. What is “iNbolda”? http://www.art-center.jp/ http://www.archiaward.com/2012.php?l=E&m=8&theme=15&Obj=1662&pos=15] 実用新案 patent   インボルダ iNbolda bolda ボルダ 丸一興業 http://bolda.jp/case/【折りたためる額縁】インボルダ 第25回 日本の自然を描く展 優秀賞 日本芸術センター第6回絵画公募展 入選 日本芸術センター第8回絵画公募展 入選 The New Primitive Declaration 新素朴派宣言 「世界一の明るい水彩を通じて、 世界一の明るい希望を共有し、 自己、他者、社会を心から明るくすることで、 世界一の愛を三者で実現して行く。」 アゴラギャラリー 日本水彩画会 ウルビーノ イタリア Urbino Italy アニメフェア関西 関西のクリエイター展 デザイン道場 LIVING & DESIGN 2012 ACDC Gallery Re:novel アゼルバイジャン Azerbaijan トルコ Turkey アート 芸術 美術 岩崎ナギ サロンドートンヌ パリ Salon d'Automne Paris NY個展 ニューヨーク  Solo exhibition Ouchi Gallery ヲウチギャラリー オハイオ Ohio ハドソン・ギャラリ HUDSON GALLERY アルバニア Albania ノエビアスタジアム神戸 川田画廊 KAWATA GALLERY  個展 private exhibition デッサン 鉛筆画 素描 dessin sketch 色鉛筆 水彩 colored pencil watercolor 神戸市 西区民センター デッサン講座 美術教室 芦屋春日集会場 http://iwasakinagi.wix.com/iwasaki-nagi-web 神戸市「西区民センター」
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匁

おはようございます。
お弁当を描く。思いつかなっかったです!。
買ったら直ぐに食べてしまいますので。
美味しさ☆透明感☆安全性☆
要求される課題は幾つもありますね。
勉強させて頂きます。

by (2018-03-01 08:38) 

岩崎ナギ

匁さん→おはようございます!
お弁当は面白い題材だと思い、
いつか大作に組込むための予行演習として、
何度か描いておこうと思っています。
美味しさを表現するのが最大の課題です!
いつもご覧頂きありがとうございます。
by 岩崎ナギ (2018-03-01 08:51) 

カズノコ

白いものと透明のプラスチックを描くには、多様にあるグレーをどう作っていくか、とっても勉強になります。いつも白いものや黄色のものを活かすには、バックの色の濃さに掛かっているように思いますが、その辺はどうでしょうか。
by カズノコ (2018-03-01 09:59) 

岩崎ナギ

カズノコさん→詳しくご覧頂き、
また興味深い考察を頂き、
ありがとうございます。
そうですね、
白は黄色は背景の濃さにも依存していますね。
それは仰って頂いて改めて理解しました。
ありがとうございます!
今後はその辺も注意して描いてみますね。
by 岩崎ナギ (2018-03-02 09:49) 

大山正俊

すてきな水彩画講座の大山です。今期もお世話になりますので、宜しくお願いします。
講座初日の4月9日は先約があって残念ながら出席できません。初回の画題は従来は西神中央の風景画でしたが、今回は「唐揚げ弁当」でしょうか?又、2回目(23日)の画題は何を予定されていますか。準備するものを教えて頂ければ助かります。

なお、僭越ですが指導方法について小生の日頃感じていることや希望を少し書かせてください。
生徒さんの経験や技量が同じでは無いので画題の選択や教授方法にはご苦労されておられることと思います。講座では画題(テーマ)を決めてそれを時間内で仕上げる事が多く、ついつい全体像を描き上げる事が優先し、個々の要素の水彩画としての表現方法がおろそかになっているように思います。
例えば、花一輪をじっくり観察して、構図、「あたり」の描き方、着色の手順、絵筆の選択、運筆、筆に含ませる水分の量、色の塗り重ね方法、明暗コントラストの付け方、明るさや鮮やかさの表現方法、背景の描き方等々、知りたいことは沢山あります。花に限らず人の顔であるとか、テーマを全体では無く単品(樹木、海、川、建物、器等など)に絞って描き込むことで水彩画表現の技術も向上していくのではと思っています。
技法やディテールに拘りすぎて画一的となり肝心の絵画としての全体的なバランスや個性を失っては意味がありませんが、初心者としては「どのように表現すべきか、それはどのようにしたら出来るか」ということが関心事となります。
講座の2時間という短い時間だけでは上記の問題提起を解決することは難しいと思います。一つの方法としては、要素技術(上記の花一輪の表現)については先生が宿題を出すことによって解決できる可能性があります。2時間のうち、初めの30分~1時間は宿題の評価と先生による添削、或いは描き方のお手本を示すことに割く事になりますが、周りで見ている他の生徒さんの勉強にもなります。
岩崎先生には先生の経験から授業方法を工夫しておられることは重々理解していますが、このような生徒の声もあると言うことをご理解頂いてより実のある「すてきな水彩画」になれば良いと思っています。好き勝手を書いてしまいましたが、お許しください。

大山正俊 拝

by 大山正俊 (2018-04-06 10:36) 

岩崎ナギ

大山さん→ご質問のお答がすっかり遅くなり、
申し訳ありませんでした。
今季も岩崎ナギの水彩をお取り頂き、
ありがとうございます。

初回4月9日は「人形」でした。
その課題で初歩的な手ほどきを行い、
次回23日は講座生同士でお互いを描く、
「人物お互いに」になっております。
素敵な服装でお越し下さい。

また人形の課題は、
お家にあるもので結構ですから、
1枚お描き頂けると嬉しいです。

加えて授業に必要な、
個々の要素の様々なご提案、
ありがとうございます。

そのご提案を踏まえて、
「人物お互いに」の回は、
構図、「あたり」の描き方、水分の量(ドライヤー含む)、
を中心に組立お伝えして行きたいと思います。
ご助言感謝です。

宿題につきましては、
講座生の皆さんの中でも、
講座への関わりに軽重がある事と推察いたしますので、
一括してお出しする事は、
難しいかとは思いますが、
『できれば』という形で、
ご提案させて頂きたいと思います。

様々な角度からの示唆に富んだ、
ご意見ありがとうございます。
とても助かります。
今後ともよろしくお願い致します。
いつもありがとうございます。

岩崎ナギ
by 岩崎ナギ (2018-04-11 18:50) 

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