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水彩完成「ジュリアン」 [水彩＋色鉛筆]
題・「ジュリアン」
作者・岩崎ナギ
技法・色鉛筆デッサン
大きさ・３１８×４１０（ミリ） Ｆ６号
花言葉・永続する愛情
Title / "Julian"
Artist / IWASAKI, Nagi
Technique / Dessin by Colored Pencil
Size / 12.7"×16.4"
Flower language / Etarnal love
○神戸市・西区民センター「デッサン講座」、
および「色鉛筆講座」、
芦屋市・青少年センター「デッサン・水彩講座」用に、
「花」の水彩を描きました。
今回は「ジュリアン」です。
何度か描いていますね。
適切な価格の花となると、
限られるからでしょう（笑）。
記事の連投となりましたが、
月曜更新の「約束」は、
見て下さる方がおられる事で、
何とかおかげ様で守る事ができました。
では以下指導案です。
+++++++
１・明段階は多めに塗る
水彩は明るい色から描くというのは、
多くの方がご存知の事です。
その時に明るい色を用いながら、
題材の暗い部分を描いて行きます。
明るい色から描くというので、
この認識が逆になっていた方も、
おられるかと思いますので、
もう一度ご確認ください。
水彩は最小限の完成を見るためには、
明→中→暗３段階塗れば大丈夫です。
段階と共に塗る範囲が狭まります。
つまり明段階では多めに塗っておき、
葉脈などは中～暗で塗る心積もりで、
十分対応できます。
暗色上に明色を塗る事は困難ですが、
明色上に暗色を塗る事は容易です。
２・背景は題材と重なる
次に着彩時の背景について触れます。
どれ位またどの様に背景を塗るかは、
個人の好みと言えますが、
どう塗るのであれ基本的な方法では、
背景色は一部題材と重なる様に塗り、
題材との間に白い隙間が出来るのは、
避けた方が良いでしょう。
そのためには薄い色の段階から、
重なる様に塗っておく事が肝心です。
濃い色の段階になってから重ねると、
題材の描写を大きく損なうからです。
３・濁色で締め完成
水彩の色は基本的に２色混合です。
絵具は減法混合すなわち混ぜる程、
黒に近付く様になっています。
このため「混ぜ過ぎない」事が、
基本的な水彩では重要なのです。
しかし所謂「綺麗な色」だけでは、
画面に締りが感じられない事も多く、
これを避けるため題材の暗部などに、
濁色を用い画面を締め完成します。
+++++++
前記事の展示会「ＡＡＣＭ」が終わったため、
淡路島に小旅行に行きました。
「明石大橋」を渡り、
「赤い灯台」に着き、
「錘」を触って帰りました。
また再出発です。
頑張りますので、
よろしくお願い致します！
では次回は、
２月１０日（月）に更新予定です。
よろしくお願い致します｡
タグ：ジュリアン Julian 明石大橋 淡路 アゼルバイジャン Azerbaijan トルコ Turkey アート 芸術 美術 岩崎ナギ サロンドートンヌ パリ Salon d'Automne Paris ＮＹ個展 １００人展 ニューヨーク Solo exhibition Ouchi Gallery ヲウチギャラリー オハイオ Ohio ハドソン・ギャラリ HUDSON GALLERY メリット賞 Merit Award ノエビアスタジアム神戸 川田画廊 KAWATA GALLERY 個展 private exhibition デッサン 鉛筆画 素描 dessin sketch 色鉛筆 水彩 colored pencil watercolor 神戸市 西区民センター デッサン講座 美術教室 芦屋青少年センター http://iwasakinagi.wix.com/iwasaki-nagi-web The New Primitive Declaration 新素朴派宣言 フェイスブック潮流 水彩を通じて明るい未来を共有する アゴラギャラリー 日本水彩画会 100周年記念 アニメフェア関西 関西のクリエイター展 デザイン道場 LIVING & DESIGN 2012 ACDC Gallery Re:novel 実用新案 patent インボルダ iNbolda bolda ボルダ 丸一興業 http://bolda.jp/case/【折りたためる額縁】インボルダ 第２５回 日本の自然を描く展 優秀賞 日本芸術センター第６回絵画公募展 入選 Architectural Award 2012 Nominee 1662. What is “iNbolda”? http://www.art-center.jp/ http://www.archiaward.com/2012.php?l=E&m=8&theme=15&Obj=1662&pos=15] http://renovel.org/works/iwasaki.html http://www.kcua.ac.jp/information/?mp=20171 http://www.kcua.ac.jp/information/?mp=25194 http://www.kcua.ac.jp/information/?mp=32019 https://www.kobe-bunka.jp/course/center-list.php?cid=7&q=&p=1 https://www.kobe-bunka.jp/course/detail.php?csid=422 https://www.kobe-bunka.jp/course/detail.php?csid=423 http://www.flickr.com/photos/ouchigallery/sets/72157635924418506/ http://www.facebook.com/photo.php? v=727953423899181&l=1964352995089360342
岩崎ナギ さん
岩崎ナギ「デッサン・色鉛筆・水彩」講座・神戸
神戸市「西区文化センター」で、
月曜日「水彩講座」
火曜日「デッサン講座」
火曜日「色鉛筆講座」
・・・の３講座を担当しています。
西文化センター（旧西区民センター）「デッサン講座」
（火曜・１０時～１２時）
西文化センター（旧西区民センター）「（３原色水彩）色鉛筆講座」
（火曜・１４時～１６時）
西文化センター（旧西区民センター）「（３原色）水彩講座」
（月曜・１０時～１２時）
ご希望の方は直接「神戸市・西区文化センター」までお問合せください。
ご関心ありがとうございます。
※「神戸市・西区民センター」は２０２０年、
「神戸市・西文化センター」として新生です。
どうぞよろしくお願い致します！
アクセス解析
デッサンから色鉛筆でされているんですか？
そして、最後も色鉛筆でされているんですか？
減法混合肝に命じます。どうしても
色に深みを出したくて3色4色混合になってしまいます。
by 匁 (2014-02-04 09:40)
匁さん→この場合は水彩ですね。
一番下塗りの段階から、
水彩で描いています。
今回は最後まで水彩を使いました。
色を混ぜるのの基本は、
２色までですね。
それを重ねて色々な色を出します。
まだまだ自分自身、
修練が足りていませんが・・・。
by 岩崎ナギ (2014-02-04 21:21)
丁寧なご説明
ありがとうございます。
by 匁 (2014-02-09 11:01)
匁さん→こちらこそ丁寧にご覧頂いて、
ありがとうございます！
by 岩崎ナギ (2014-02-09 18:34)
濁色で締める事の重要さがよくわかりました。
ありがとうございます。
by 桜貝の想い出 (2014-02-10 02:16)
桜貝の想い出さん→お読み頂きありがとうございます！
ただ綺麗に終わるだけでは少し印象が弱い、
ちょっとだけ隠し味で締めると、
引き締まって見えると思います。
by 岩崎ナギ (2014-02-10 07:43)
遅くなってごめんなさい。
いつも、パレット上で混ぜすぎてしますので、
色は「混ぜすぎないこと」をやってみたいと思います。
濁色とありますが、よく補色の関連色を使っていますが、
具体的には、どういう組み合わせを言うのでしょうか。
よくグリーンのときは、濃いブルーに赤を入れたりしますが。
by カズノコ (2014-02-10 16:01)