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ハコ額「コマツシマ・スター号」(水彩版) [風景画(Landscape)]

ハコ額・水彩・正面・「コマツシマ・スター号」・510.jpg

ハコ額・水彩・45°・「コマツシマ・スター号」・510.jpg

ハコ額・水彩+デッサン・「コマツシマ・スター号」・510.jpg

21世紀回顧録「コマツシマ・スター号」水彩・完成・510.jpg

21世紀回顧録「コマツシマ・スター号」
(川崎造船・神戸工場)」/水彩版
作者・岩崎ナギ
技法・透明水彩
大きさ・H230×W318×D50 (ミリ・額装含む)

The 21st century memoirs
"KOMATSUSHIMA STAR"
(Kawasaki Shipbuilding corp. / Kobe Shipyard) / Watercolor Version
artist/ IWASAKI, Nagi
technique/ watercolor
size/H 9.2×W12.68×D2 (inch / The BOX)

※「デッサン版」もあります。
*There is a "dessin version".

○「コマツシマ・スター号」の水彩版に、
「ハコ額」額装しました。

デッサン版と同じく生地の額です。
船との印象の繋がりで選んでみました。

デッサン版と組み合わせると、
空間がシャン!とする感じ。

背景となる物語については、
コチラをお読み下さい。

これも「リーフ3周年展」に出しますよ。

今7月7日からの同展に向けて、
最後の追い込みですね。

「JAZZ」の着彩版も急いでます。
けど、手を抜かずに行きますよ。

ではまた明日!
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着彩完成「コマツシマ・スター号」 [風景画(Landscape)]

21世紀回顧録「コマツシマ・スター号」水彩・完成・510.jpg

21世紀回顧録
「コマツシマ・スター号」
(川崎造船・神戸工場)/水彩版

The 21st century memoirs
"KOMATSUSHIMA STAR"
(Kawasaki Shipbuilding corp. / Kobe Shipyard) / Watercolor Version

コマツシマ・スター号」、
着彩完成しました。

海は最後に実際に見に行きましたね。
それで少し自然な感じになりました。

でも外で描くって言うのは辛いです。
ジリッと照りつける日射し。
服の中を汗が流れ、
仕舞いに痒(かゆ)くなってくる。

これは地獄です。
人前だから掻(か)くに掻けない。
陽光は照りまさるばかり。

苦しみ抜いて描き上げましたよ。

中景の女性はFAYさんの写真、
NightBird」からポーズをお借りしました。

FAYさん、いつもありがとうございます。

以下、この絵にまつわる物語を、
創作で考えてみましたので、
お時間のある方はお読みになってくださいね(↓)。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

青年は赤塚山の神戸大学寮を、
授業よりも3時間も前に出て、
海を見に行った。

海を見るのは元から好きだった。

海を見ながらAに付いて考えていると、
海はAに付いての何かを表しているし、
Bについて思っている時にはBについて、
CならCへの何らかの示唆を与えてくれる。

海にはそういう性質があった。

あるいは海自体は中立で、
プロタゴラスが言うように、
「人間が万物の尺度で」あり、
結局は自分が一度自分を突き放して、
見つめ直し再発見したのかも知れない。

いずれにしても海を見るのは良いものだ。

青年はもちろん海を見た事はあった。
城崎出身だから同じ兵庫県でもあり、
志賀直哉が小説に書くほど、
昔からの観光地でもあったから、
生活に不便を感じる僻地ではなかった。

ただ巨大船舶が停泊しているのは、
4月に入学したばかりでもあり、
やはりまだ珍しく感じられたのだ。

神戸大学は国立の大学だったから、
少なくとも兵庫県においては、
「よく勉強したね。」
と言われるような大学だったし、
青年もそれなり以上に勉強してきた。

実際に入学してみると、
「よくこれで受かったな。」
と思うほど勉強しない学生が、
多いのには驚かされたが、
青年は「ひとはひと」、
と思っていたので、
それもさして気にはならなかった。

実験設備が意外と古いのにも、
少しはガッカリしたが、
何しろ授業料が安いので、
文句を言えた筋合いでもないだろう。

おかげで乏しいバイト料も、
遠慮なくバイク関係や、
ガソリン代に回す事が出来た。

このヘルメットも「クラブマン」に、
載っていた広告ページのURLから、
注文したイギリス製のお気に入りで、
「アラビアのロレンス」が、
用済みになって事故死させられた時、
かぶっていたような古典的な奴だ。

青年の個人的な感想を言うなら、
布関係はイタリアの方が良いが、
皮関係はイギリスのが良い気がする。

そんなことをボーッと考えながら、
海と船を見ていると、
朝帰りらしい女の子が、
オペラレッドの携帯をかけながら、
すこし疲れ気味で歩いていった。

ブーツなので木の遊歩道では、
「ポカン、しゅー、トッ!」
というような音がする。

「しゅー」が混じるのは、
疲れているのと生活態度とで、
少し足を引きずるからだろう。

ともあれ青年は決して敵意を持って、
女の子を見たのではなかったし、
むしろ朝の光の中では、
『頑張れよ。』
とも思ってしまった。

自分は世界を分断するために、
生きているんじゃないんだ。

そろそろ授業に出る頃合いだった。
バイク通学について近隣の住人から、
苦情が寄せられている事もあり、
無茶苦茶に急いで行くのは、
避けるべきだった。

ところで船はパナマに行くらしい。
『へーパナマ。』
青年は日本史専攻だったから
(もちろん畿内説)、
パナマ帽とかパナマ運河とかその返還とか、
パナマについては、
ごく一般的な理解しか持っていなかった。

『どんな所だろう?』

アンテナが回り始めている。
出航が近いのだ。

青年はハンドルを左に回し、
鶴甲(つるかぶと)方面に、
進路を取った。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

・・・でした。

ではまた明日!
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水彩完成・21世紀回顧録「駅前広場(神戸市西神中央駅)」 [風景画(Landscape)]

01・21世紀回顧録・水彩完成「駅前広場(西神中央駅)」・510.jpg

21世紀回顧録「駅前広場(神戸市西神中央駅)」
作者・岩崎ナギ
技法・透明水彩
大きさ・H230×W318×D50 (ミリ・額装含む)

The 21st century memoirs
"Station Agora" (Kobe-shi Seishinchuo Station)
artist/ IWASAKI, Nagi
technique/ watercolor
size/H 9.2×W12.68×D2 (inch / The BOX)

02・21世紀回顧録「駅前広場(神戸市西神中央)」・額装正面・510.jpg
03・21世紀回顧録「駅前広場(神戸市西神中央)」・額装45°・510.jpg

正面+30°60°・ハコ額
Front & 30°60°/ The BOX

○水彩2回目・「駅前広場(西神中央駅)」

水彩「駅前広場(西神中央駅)」、
おかげ様で完成しました。

デッサンの方は以前掲載しましたね。
明日改めて「ハコ額」に封入し、
今日の水彩作品と組み合わせたのを、
掲載致します。

デッサンの時にお伝えしましたとおり、
手前の印象的な女の子は、
FAYさんのお撮りになった写真、
100% GIRL
からお願いしポーズをお借りしました。

FAYさん、ありがとうございました。

デッサンよりも季節が進行したので、
夏の光を強く意識させる作品となりました。

この絵は7月7日からの、
リーフ展3周年展」で展示します。

またこの7月7日に、
「クルル・ブログ」から、
ソネット・ブログ」に、
完全移転します。

ナギの画家宣言の日でもありますね。
区切りとして良い日です。

ニューヨークのアゴラギャラリーとは、
6月30日に正式契約する予定です。
だから今は「相互リンク」状態ですね。

色々バタバタしておりますが、
日々頑張っておりますよ。

では!
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水彩・21世紀回顧録「神戸市王子動物園」 [風景画(Landscape)]

21世紀回顧録「神戸市王子動物園」・正面・01・510.jpg

正面・21世紀回顧録「神戸市王子動物園」
(230×317×50ミリ)・水彩
Front / The 21st century memoirs "Kobe-shi Prince Zoo"
(9.2×12.68×2 inches) / watercolor

21世紀回顧録「神戸市王子動物園」・45度・02・510.jpg

側面・21世紀回顧録「神戸市王子動物園」
(230×317×50ミリ)・水彩
Side / The 21st century memoirs "Kobe-shi Prince Zoo"
(9.2×12.68×2 inches) / watercolor


●21世紀回顧録「神戸市王子動物園」

昨日は09年1月9日に描き上げた、
21世紀回顧録「神戸市王子動物園」を、
「ハコ額」に額装しました。

上野の森美術館「日本の自然を描く展」に、
応募するためです。

同展は06年に一度応募し、入選。
みなりんさん、akinoさん、に、
ご高覧いただきました
(ありがとうございます)。

今回3年ぶりに、
水彩で応募することになりました。

今年は風景を得意になろうと考えているので、
その出発点ですね。

昨日、発送を済ませました。

ところでこの額は、
「ガラス板」が前に付いているのですが、
公募条件で「ガラス板禁止」だったのを、
3時間前に思い出し、
大急ぎで家にあった「アクリル板」を切りましたよ(笑)。

ふー上手く切れて良かった。

あとソネットのブログ、
みなりんさんに教えて頂いたり、
ヘルプデスクの方に教えて頂いたりで、
ようやくSONET会員のアドレスで、
ブログが動くようになりました。

ブログ・アドレスに変更はありません。

色々お世話になっています。
月曜はパン屋さんの早朝労働ですので、
更新はお休みします。

では、これからもよろしくお願い致します!
タグ:水彩 watercoler
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