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水彩完成「手」 [水彩+色鉛筆]

003・水彩「手」完成・1000.jpg

題・水彩完成「手」
作者・岩崎ナギ
技法・水彩
大きさ・318×410(ミリ)6号F

Title / "Hand"
Artist / IWASAKI, Nagi
Technique / Watercolor
Size / 318mm×410mm (12.7"×16.4")

◎神戸市・西区民センター「デッサン講座」と「色鉛筆講座」、
芦屋市・春日集会所「デッサン・水彩講座」用、
水彩画の指導案です。

神戸市・西区民センター「春季募集」始まりました!
ご興味のある方はぜひよろしくお願い致します(以下URL↓)。
https://www.kobe-bunka.jp/course/center-list.php?cid=7&q=&p=1

この水彩の方は、
あかつき美術同好会」のモデルさんを描きました。
次回の「顔」の回もそうですね。

では以下指導案です。
ご高覧よろしくお願い致します。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

001・周りを塗る.JPG

1・周りを描く

これは手には限らない事ですが、
題材の形や位置が掴みにくい時、
周りを塗って形を求める事も、
併用されると把握が容易です。

手の中身を塗って行かれる事も、
もちろん方法として問題ないですが、
両手を描く場合は位置関係や、
腕と手の角度の関係が難しいので、
やはり周りを塗る方法は有効です。

002・流れを描く.JPG

2・流れを描く

手には筋肉やスジの流れがあります。
その流れに沿う線で濃淡を付けると、
人らしい感じが比較的容易に出ます。

鉛筆は寝かせて肘から引く線で、
筆は後端部分を持って引く長い線で、
流れを切らない線を用いる方法なら、
自然な流れを表現しやすいでしょう。

003・水彩「手」完成・1000.jpg

3・完成

完成しました。

学習の初期には「指と指の間の線」、
を描いてしまいがちですが、
実際にはそれは「影」であり、
線が存在する訳ではありません。

絵画表現として描く事はありますが、
基礎的な写実に基づく絵の場合は、
線に見える箇所は影の濃淡ですから、
暗い所の幅や強弱を良く見て、
機械的に線を引かず抑揚を捉えます。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

・・・です。
いつもご覧いただき、
ありがとうございます。

更新が遅れて済みません。

次回は2月16日(月)に、
更新を予定しております。
よろしくお願い致します。
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カズノコ

遅くなってしまいました。
両方の「手」とは、考えましたね!
周りを確認しながら、手の位置関係を固めていく。
分かるような気がします。また、流れに沿って描く
ことも、忘れがちですが大切なことですね。
とっても、参考になりました。ありがとうございます!

by カズノコ (2015-02-15 23:13) 

岩崎ナギ

カズノコさん→いえいえこちらこそ、
パソコン故障でフェイスブック等で、
頂いたコメントを携帯で返すぐらいが精一杯で、
ご訪問が全然できずに済みませんでした。
手でも他の題材、あるいは創造的な絵でも、
周りの事物との関係性が一番大事だと、
私は捉えています。
いつも丁寧にお読み頂き、
ありがとうございます!
by 岩崎ナギ (2015-02-16 08:04) 

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