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CDジャケット制作「だから今日希望がある」原画完成 [作品(Art Work)]

001・CD「希望がある」・完成・カット無し・510・RGB.jpg

題・「だから今日希望がある」(CDジャケット用
作者・岩崎ナギ
技法・墨+銀+水彩
大きさ・H455×W530(ミリ)F10号

これは南米の賛美歌を、
日本語にして皆さんにお届けするものです。

私、岩崎ナギはこのCDジャケットの場面に、
今日の「エマオの晩餐」を選びました。

主人と赤ん坊のみがイエスに気付き、
他の家人はその存在にまだ気付いていません。

取り分ける鏝はイエスを映し込み、
イエスから射す光は窓の光よりも強く、
(神の光である)右方向から射しています。



Title / "Today we have a hope" (For CD jacket)
Artist / IWASAKI, Nagi
Technique / Sumi + Silver + Watercolor
Size / H18"×W21"

This is a CD of South America's hymn.
I select the scene as today's "Cena in Emmaus".

The host and baby notice Him.
but the other people don't.

The ladle reflect Him.
And His light stronger than window one,
and it comes from the right.



○「だから今日、希望がある」、
CDジャケット原画、
完成しました。

時間のない苦しい制作でしたが、
このお話が頂けて良かったと思います。

みなさんにも普段からブログで、
コメント頂いたりナイス!を頂いたり、
元気づけて頂いて、
ありがとうございました。

ご依頼頂いた「コウベレックス」の、
責任者の方に適切なご助言を頂きながらの、
完成でした。

このCDを作るにも100人くらいの方の、
大きな力が詰まっています。

特設WEBページも出来ています。
ぜひご覧下さい(こちらです)。

7月22日(金)現在、
私、岩崎ナギのお話を収録して頂いています。

当該ページ「続きを読む」でご覧頂けますが、
ご面倒の事と思いますので、
ここにも掲載いたします。

+++++++++++++++++++++++++++

私、岩崎ナギは素朴な題材を、
水彩で描く画家です。

それは普通のものの中にこそ、
大切な「秘密」が隠されている、
という制作哲学からです。

今回お話を頂いた、
「だから今日、希望がある」も、
「食卓」という日常的な光景を描きながら、
大切な秘密に迫った作品です。

現代はとても難しい問題でさえ、
小学生でもインターネットが使えれば、
相当な知識が得られるような時代です。

そんな時代において、
逆説的に多くの方が疑問を持ち、
明快に解けずにいるのが、
「日常生活」ではないでしょうか?

「どうしてこんな事が起きるのか?」
「なぜそんな中で生きるのか?」
「では今どうするべきなのか?」

これらの問いに、
限定的な言葉によってではなく、
包括的な絵画によって、
真摯に答えていくのが、
私の制作哲学です。

全ての事が正確に把握できなくとも、
絵をご覧頂いて、
「何となく解った!」
という気持ちをもしお持ち頂ければ、
それは作者にとって、
最高の喜びです。

この文章お読み頂いて、
本当にありがとうございました。

岩崎ナギ

+++++++++++++++++++++++++++

・・・でした。

少なくとも私、岩崎ナギは、
「現代に於いては、
普通こそが特別。」

・・・と「普通」に価値を置いて、
作り続けている訳です。

それが上手く皆さんに伝われば、
とても嬉しいです。

現在この作品は、
最初にお話を頂いた男座さんのご厚意で、
神戸学園都市コミュニティプラザ」に展示しています。

9月15日(木)までの展示となっています。
時間は朝10時~夜8時までです。

9月17日(土)からは、
JR垂水駅を北へ5分、
ハーブショップ「かほりクラフト」で展示します。

こちらは9月30日まで、
定休日、時間などは、
同店のHPをご覧下さい。

このお話も、
お知り合いの方の展覧会を観に行って、
偶然頂いたもの。

色々な方から頂くご縁に、
感謝する日が続きます。

CDジャケットが世に出たら、
またご報告したいと思います。

そして今日からもう一度、
頑張り直したいと思います。
これからもぜひよろしくお願い致します。

次のブログは7月29日(金)に、
更新したいと思います。

ではまた!
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コメント 5

末尾ルコ(アルベール)

素晴らしき題材を、しかも痛快に仕上げられていますね!

                                RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2011-07-22 06:12) 

カズノコ

素晴らしい岩崎ナギさんの「制作哲学」を
お聞きし、自分の生き方を反省しています。
また、カラヴァジョの『エマオの晩餐』を改めて
見ることが出来、本当に良かったです。
ありがとうございました。

by カズノコ (2011-07-22 10:46) 

dufy

dufyです。
ナギさんの絵は、本当に温かい人の血が感じられて
ナギさんのお人柄を感じます。
CDジャケット共に中の音楽も世界に伝わると
嬉しいですね。
by dufy (2011-07-23 01:32) 

匁

普通に生きる
平常心で臨む
何でも無いこと
無の境地ですね。
一番難しいテーマです。
by (2011-07-24 07:55) 

岩崎ナギ

RUKOさん→ありがとうございます。
自分の強い願いを、
強く優しい画面で訴求できるように、
これからも頑張って行きたいと思います。





カズノコさん→いえいえ、
カズノコさんの行き方こそ、
素晴らしい行き方の実践と思い、
見習いたいと思います。
ありがとうございます。

カラヴァジョの「エマオの晩餐」では、
聖ヤコブの驚きのために拡げられた両手は、
後の手の方が大きく描かれ、
純粋な遠近法ではなく、
心理的な遠近法によって描かれている所などに、
強く惹かれます。





dufyさん→ご丁寧にコメント頂き、
ありがとうございます。
絵の人物をそういう風に、
感じて頂けたのは、
とても嬉しいことです。
CDができましたらご紹介致します。
またご指導よろしくお願い致します。





匁さん→そうですね。
「無」までは考えませんでしたが、
つまりそうかも知れません。
中々そんな風に行きませんが、
それが無作為に出来るようになれば、
人生の達人ですね。
そういう風になりたいです。
ありがとうございます。
by 岩崎ナギ (2011-07-29 09:45) 

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