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入賞!「空飛ぶ男と歩く犬」・日本の自然を描く展 [入賞(Prize)]

「歩く犬(上野写真)」・完成・510.jpg

※2010年8月15日、
作品画像を更新しました。

※August 15 2010
I renewed my work's image.

賞・第23回「日本の自然を描く展」・「優秀賞」
題・21世紀回顧録「空飛ぶ男と歩く犬」
技法・透明水彩
大きさ・H333×W530(ミリ)M10号
作者・岩崎ナギ

Prize / The 23rd "Describe Japanese Nature" Exhibition /
"Excellent Prize"
Title / The 21st century memoirs /
"Flying Man with Walking Dog"
Technique / Watercolor
Size / H13.32×W21.2(inch)
Artist / IWASAKI, Nagi

「入賞」通知・510.jpg

入賞「優秀賞」
Prize "Excellent Prize"


◎遂に人生「初受賞」です!

おかげ様で「空飛ぶ男と歩く犬」が、
第23回「日本の自然を描く展」で、
「優秀賞」を獲得しました。

いつも正直に書いておりましたとおり、
「入選」よりは「入賞」の方が、
上位となっています。

嬉しい!・・と言いたい所ですが、
通知を受け取ったときは・・・

「切歯扼腕(せっしやくわん)」
という言葉はこの時のためにあるのか、
と思うほど心底悔しかったです・・・

※「切歯扼腕」
怒り・くやしさ・無念さなどの気持ちから、
歯ぎしりをし腕を強く握り締めること。「
出典・大辞泉※

本当に悔しかった・・・

どうしてかと言えば、
これは「リンク先」にありますように、
応募総数「6090点」で、
入選数は「2934点」です。

その「2934点」の中から、
課題部門と自由部門の2部門合わせて、
「18名」が「冠賞」となります。

「賞」の前に「冠(かんむり)」が付く、
「文部科学大臣賞」とか「JR東日本賞」とか、
ですね。

その「次」がナギの「優秀賞」で、
両部門あわせておよそ「60名」が、
入賞します。

つまり「ベスト80」には入れた、
しかし「トップ20」ではない・・・

もし「トップ20」なら、
作品も「WEB」で紹介され、
何百万枚と刷られる「ポスター」になり、
「巡回展」も札幌までキチンと行きます。

しかし「ベスト80」では、
WEBでの紹介も、
ポスター掲載も無く、
巡回展も仙台・西日本・九州のみで、
札幌には行ってくれません。

「表彰式」にもし行ったとしても、
恐らく「代表」の人1名に、
賞状を渡されて終わりでしょう。
(これは多分です、
後で電話で確かめておきます。
一人ずつ渡して頂けるなら行きます(笑)!)

「一つ」位置が違うだけで、
全く何もかもが違う。

そんな訳で通知を受けてしばらくは、
『どうして・・・』
と「嬉しさ」よりも「悔しさ」の方が、
情けない事ですが一杯でしたね。

『何故自分は「トップ20」ではないのか・・・』
とか・・・

でも1時間ほど経つと、
落ち着いて冷静になりました。

『どうして?と言っても、
それは単純に「実力」が足りないからだ。
冠賞のかたの絵の方が良いからだ!』

・・・とスッパリ踏ん切りが付きました。

『人が与えられるものは、
その人が望んだものでは無く、
その人に相応(ふさわ)しいものだ。』

来年こそは「相応しい人」になります!

去年は「入選」だった、
今年は「優秀賞」、
来年こそは「冠賞」を!

判りませんけどね、
人間ですから、
「3歩進んで2歩下がる」のが、
人生の常です。

しかし夢見たいと思います。

この絵の「犬」の写真は、
絵の上手い「まことさん」に、
頂きました。
ありがとうございます。

この絵の「空飛ぶ男」の写真は、
写真の上手い「まことさん」に、
頂きました。
ありがとうございます。

この絵の「背景」は、
「芦屋市打出浜」で、
もちろんナギ自身が足を運んで、
写生を繰り返しました。

あと絵の写真データーが、
応募前に欠けていたので、
こんな変ちくりんな、
「卵型」で掲載しています。

画像データーを頂き次第、
すぐに修正しておきます。
今のは完全であったとしても、
ナギ撮影の素人写真ですから。
(※2010年8月15日、
画像交換を完了しました。)

いずれにせよ「招待券」を頂きましたので、
「東京・神戸・仙台・九州」の、
4会場でご覧頂ける方、
「券」をお一人様2枚まで差し上げます。

「自然展」招待券・510.jpg

招待券

左のサイドバー最下段、
「ナギにメールする」から、
必要事項をお書きになって、
メールをお送り下さい。

数に限りがありますので、
もし足りなくなりましたら、
その節はご容赦下さい。

これで「入選(入賞含む)」は、
ちょうど「10個」になりました。
今年はもう応募しない予定ですので、
今年の成果はここまででしょう。

今年の「画家宣言3周年」までには、
10個以上の「入選」と、
1個以上の「入賞」が欲しかったので、
一応目標は達しました。

同宣言(07年7月7日)より前にも、
厳密には3回入選し1個受賞していますが、
これは宣言以前のものであるか、
大学から(言わば身内から)頂いたものなので、
勘定に入れないで頑張りました。

どこかに「線引き」して、
後ろを見てしまう気持ちに、
キッパリ訣別しなくては!

人間て弱いですもんね。
『昔は良かった。』
なんて言いがちです。

「失われた10年」と言われる、
バブル崩壊後の日本経済の後半分が、
出だしのナギをスッポリと覆ってしまった。

だから10年は出遅れていると思います。

でも『あの時・・・』
とか言い出したら、
もう足が前に出ない。

それぞれの人が、
それぞれの『不利』を抱えて、
生きているのだと思います。

裂帛(れっぱく)の気合いと共に、
「現在」を進んで行きたいと思います。

この絵のために考えた「挿話」は、
1記事が長くなり過ぎますので、
「西日本展」の時か、
もし表彰して頂けるなら、
「表彰式」の記事の時に、
掲載する予定です。

今日は長文をお読み頂き、
ありがとうございました。

次は6月25日(金)に、
更新予定です。
よろしくお願い致します。

では!
nice!(23)  コメント(14) 
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コメント 14

カズノコ

おはようございます。
「第23回 日本の自然を描く展」の「優秀賞」受賞おめでとうございます。
昨年、宣言された通り、受賞されましたね!本当にうれしいです!
次回はいよいよ「冠・・・・」ですね!
この展覧会は、一般の公募展に比べて絵のサイズが小さいので、親しみを持って見ることが出来て好きです。ただ、余りの多さに全作品を見るためには、上野の場合、4回通う必要があるので大変、それで1~2回しか行っていません。
ナギさんの次回の「挿話」を楽しみにしています!
by カズノコ (2010-06-18 07:56) 

toshiro

ナギさん「優秀賞」オメデトウ!!

勢いも出てきましたね。
さらに能力が開花していくよう祈ります。
by toshiro (2010-06-18 08:01) 

差注すたい

悔しさをばねにして次の作品をよりいいものに
仕上げられるといいですね
by 差注すたい (2010-06-18 08:31) 

瓶太郎

おはようございます☆

有言実行ですね!
来年は更なる飛躍を期待しております♪

上野に足を運んで見ようかと思いますw
ナギさん作品は8/15~24で拝見できるんですよね!

楽しみにしています!
by 瓶太郎 (2010-06-18 08:53) 

michaela

おめでとうございます!
現状に甘んじることなく、悔しさをばねにさらに上を目指す・・・素晴らしい向上心ですね!
その向上心がまた次の素晴らしい作品の肥やしになるんですね。
by michaela (2010-06-18 08:59) 

ritton2

素晴らしいですね。ブラボーーーー!
by ritton2 (2010-06-18 11:24) 

ユウユウ

優秀賞おめでとうございます。
この素敵な絵のお話、楽しみです。
さらに上を狙うってすごい!がんばってください!

by ユウユウ (2010-06-18 13:09) 

匁

ナギさん「優秀賞」オメデトウ
展覧会には行きます。

こちらは 眼の 治療中のためblog休んでいます。
by (2010-06-18 19:30) 

toki

入賞おめでとうございます。
優秀賞じゃないですか。

by toki (2010-06-19 11:51) 

tromboneimai

優秀賞入賞おめでとうございます。
こんな素晴らしい賞をもらっても、喜びに浸るどころか
悔しいお気持ちになる、絵の世界なかなか大変ですね。
更に上を目指して頑張ってください。
それにしてもだ円で切り取られた作品ですが、
何だかファインダー越しに覗いたみたいで、それはそれで
結構面白いことになっていますね^^
札幌に巡回していらっしゃることを願っていますよ^^
by tromboneimai (2010-06-19 13:20) 

アメ

入賞おめでとうございます
確実にレベルアップの道をすすんでおられるのですね
悔しさがあるからこそ次のエネルギーにもつながる
簡単に手に入るなら努力もしないし・・・面白くないかも・・・
挿話の記事を心待ちにしています

音響機器のデッサンは難しかったです
透視図法なるもの、理念では理解しつつも(?)
実際に描きながら理論を思い出せるかというとそうでもない!
モチーフに必死にくらいついてる・・・
たくさん描くこと・・訓練が大切なのでしょうか
by アメ (2010-06-20 07:56) 

広島ピアノ

来年は是非冠賞を!
応援してます!

私のブログへのコメント、有難う御座いました。

何故ナギさんのような知識をたくさんお持ちの方が私のブログなんかにコメント下さるのか・・・。
本当にいつも恐縮です。
とてもたくさん勉強させて頂いています。
by 広島ピアノ (2010-06-22 10:26) 

Mizuki

お久しぶりです~♪
CURURUの♪Mizuki♪ です。

入賞おめでとうございます!素晴らしいですねぇ。
これからも応援しています^^
by Mizuki (2010-06-23 15:47) 

岩崎ナギ

カズノコさん→おはようございます。
いつも丁寧にご助言頂き、
ありがとうございます。
ご自分の事のように、
喜んで頂けて感謝です。
次回こそ「冠」を頂けるよう、
真摯に精進したいと思います。
「日本の自然を描く展」は、
無闇な大きさでなくて、
見やすい展覧会となっていますね。
作品数は多く玉石混淆の面もあります。
今回はおかげ様で後半2期連続ですので、
ご覧頂きやすくなっています。
「挿話」もう少しお待ち下さい。




toshiroさん→ありがとうございます!

人間の「運」は上がりっぱなしという事は、
決してありません。
同様に「下がりっぱなし」という事も、
決してありません。
あせらず弛まずジリジリと、
目標に迫って行きたく思います。
よろしくお願い致します。

差注すたいさん→そうですね、
たやすく満足せず、
より良いものを目指して、
あせらず進みたく思います。
ありがとうございます。




瓶太郎さん→おはようございます。

ありがとうございます。
中々言った通りに出来ないのも人間。
今回はおかげ様でご指導もあり、
何とか形になりました。

えっお出かけ頂けるんですか?
期間はおっしゃる通りですので、
もしご高覧頂けるようでしたら、
遠慮なくご連絡下さい。
招待券をお送りします。

ご自身のご都合に合わせて、
無理なくお決め頂ければ結構です。




michaelaさん→ありがとうございます!
やはりとても悔しかったものですから・・・
またきっと1年間我慢して、
今以上の作品を、
ご覧頂けるように、
しっかりと頑張りたいと思います。
よろしくお願い致します。




ユウユウさん→ありがとうございます。
挿話もお読み頂ければ嬉しいです。
今年は実力が足りませんでした。
また1年頑張りたいと思います。




匁 さん→ありがとうございます。
展覧会にお出かけ頂けるなら、
招待券をお送りします。
遠慮なくご連絡下さい。

それで最近更新がなかったんですね。
お大事にしてください。




tokiさん→ありがとうございます。
今回はおかげ様で賞に届きました。




tromboneimaiさん→ありがとうございます。
全国に配るポスターに、
ぜひ載りたかったです(笑)。
しかしそれには実力が足りませんでした。
更なる向上を目指し頑張ります。
たまたまデーターが欠落したんですが、
こういう形体もデザインとしては、
ありえるような感じになりましたね。
来年は札幌まで巡回できるよう、
油断無く描いていきたいと思います。




アメさん→ありがとうございます。
人生は順調に進む時もあれば、
躓く時、逆方向に押し返される時と、
色々な局面がありますが、
今回はおかげ様で、
「まぁまぁ」上手く収められました。
そうですね、
苦心して手に入れた物が、
本当に手に入れる価値のあった物です。
挿話もご覧頂ければ嬉しいです。

難しかったですね、
これまでの複合課題と言うべきものでした。
「遠くなれば一点に収束して行くのだ。」
と言う程度の理解があれば、
手で描く場合には十分です。
箱状のものを描く時、
「末広がり」になる例が多いので、
描きながら理解して頂くために、
実技を行いました。
数を描かれれば、
きっと自然に体得される事と思います。




広島ピアノさん→ありがとうございます!
これからもよろしくお願い致します。

こちらこそいつもコメント頂き、
ありがとうございます。

例えば私は保守的傾向の強い人間ですが、
全てにおいてそうであるかと言えば、
そうは言い切れませんし、
一番大事なのは主義の違いなどではなく、
人間倫理にもとらない事と、
お互いに公正である事です。
その前提に基づいた上で、
多くの方のご意見を拝聴したいと思います。




Mizukiさん→ご無沙汰してます。
またお越し頂けて嬉しいです。

ありがとうございます。
またこちらからも、
伺わせて頂きますね。
by 岩崎ナギ (2010-06-25 06:21) 

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